抜けるような青空に、漆黒の建物が映える。
鶴原駅近くに最近(2020.04.01)オープンしたお店だ。漆黒さと真新しさが目を引く。
その名も 家でのこづち だ。
営業時間:10:00-19:00(ランチは11:00-14:00)
営業日:定休日が水曜、木曜日
場所:大阪府泉佐野市鶴原1833-2
電話:072-464-8811
ウェブサイト:https://uchidenokozuchi.cafe/
蕎麦と珈琲が美味しいお店で、蕎麦を目当てに気合いを入れて開店時間と同時に訪れたのだが、いささか時間が早すぎた。蕎麦が食べれるランチは11:00〜14:00であった、要注意である。なので、今回はカフェとして利用した。
◽️こだわりの珈琲「丸美珈琲」
すっかり蕎麦の口になっていたのだが、時間を間違えたのはこちらだ。慌てて珈琲の口に変更する。
どこにでもあるような珈琲メニューに安心感を抱いていると、
娘がケーキメニューを差し込んでくる。しまった、もうこれは、必然的に「ケーキセット700円」のオーダーが通ってしまうことを意味する。
オレンジジュース。
ガトーショコラ。
娘が食べるのに、こんなにお洒落な食器が使われる。
珈琲も。
もちろん、食器だけでなく珈琲自身もイケてる一杯。それもそのはず、北海道の「丸見珈琲」を仕入れている。
丸見珈琲は、こんな珈琲屋である。
よく晴れた休日に、娘とケーキをはさんでああだこうだと会話をするのは、なかなか楽しいもんだ。
◽️趣向がおもしろい?!
ここまでは、どこにでもある喫茶店で「是非一度お試しアレ!」でシメても良いくらいだ。
もうひとつトピックスを。お店の暖簾をくぐると、まず気に留まるのが絵画の展示である。珈琲を飲んだり、蕎麦を食べたりするのにピッタリの絵画とまではいかないが、少なくとも邪魔にはならない。それに何だかヤケに温かみを感じる、そんな絵画である。
この「家でのこづち」は、株式会社YELLOWがオープンさせたカフェ&ギャラリーだ。株式会社YELLOWは、障がい者支援、就労支援を行う施設を運営する会社で、
壁に展示されている絵画は、全て障がい者が描いたものなのだ。詳しいことはわからないが、東京で開催されたイベントの受賞作品のようだ。
どおりで、絵画に個性的な温かみがあるわけだ。
絵画の他にも、グッズの販売もある。こちらも障がい者が手がけたモノだ。
このお店では、美味しい珈琲が飲めるし、こだわりの蕎麦も堪能できる。が、この会社の目的は、障がい者の活路みたいなところに重きを置いているような気がしている。純粋に、素敵な会社なんだと思う。
そんなことなら、応援したい人はたくさんいるような気がする。ただ、絵画もグッズも当たり前だが、ひいき目なしを求めている。最低限、そういった礼儀はわきまえておきたい。
◽️蕎麦を食べよう。
今回は食べれなかったが、本格的な蕎麦を食べさせてくれるようだ。なんと、当日の朝に手打ちをして蕎麦を準備しているのだ。
メニューも豊富だし、
すだちそばなるものもある。
ランチタイム(11:00-14:00)を見逃さないようにさえすれば、美味しいお蕎麦にありつける。次回は是非!
美味しい珈琲があり、打ち立ての蕎麦が食べられる、そして素敵な絵画も鑑賞できる。こんなお店が他にあるでしょうか、唯一無二のお店へ足を運んでみよう!是非一度お試しアレ!