美味しい出汁巻き玉子を食べた話。
今回は、こだわり出汁巻き玉子 一(いち)のご紹介。店名は漢数字の「一」だ。最近オープンした出汁巻き玉子の専門店だ。
営業時間:11:00-14:00 15:00-18:00頃
営業日:不定休
場所:大阪府泉佐野市鶴原1968-1
電話:090-2040-6781
webサイト:https://www.instagram.com/ichi202206/
では、さっそく。
◽️どんな出汁巻きが食べれる?
出汁巻き玉子の専門店なんて、生まれて初めてだ。(築地にあるテリー伊藤のヤツがあったかと思ったが、あれは厚焼き玉子の専門店だ。)この歳になって「人生初」を味わえるのは、なかなか貴重な体験だ。
こじんまりとした店内は、オープン直後の独特の熱気であふれかえる。出汁巻きの熱気以外にも、そこには従業員の熱意みたいのも混じっている。
気になるメニューが、こちら。実にシンプルだ。渾身の出汁巻きを!みたいな熱意が伝わってくる。(全てテイクアウト)
◆ こだわり 出汁巻き ¥500 このお店の看板メニューなので、のちほど詳しくご紹介。ハーフサイズがあるのも心強い。
◆ 出汁巻きドッグ ¥350パンがお飾りにしか見えないぐらい、出汁巻き玉子の迫力が凄まじい。かぶりつきたい。このインパクトに「数量限定」をかぶせてきているあたりが、名物になりそうな鼓動を感じる。
◆ 日替わり"具"巻き ¥500この日は「なめたけ」が巻かれていた。いや、「飽きさせない工夫」を一緒に巻いているのだ。出汁巻きは、大抵のおかずとマッチできる柔軟性を持つので、日替わりのネタは無限に広がりそうだ。いつの日か、是非とも「ベストオブザ出汁巻きの具」を発表してほしい。
◆ ちょこっと惣菜 ¥100
シンプルに4つのメニューだが、それぞれに効果的な狙いが込められている。
◽️こだわりの出汁巻き!
今回は看板メニューの「こだわり 出汁巻き」のみを購入。3〜4人前なので、ずっしりとした重みがある。温かさもまだ残る。
こだわりの紹介の前に「出汁巻き玉子」と「厚焼き玉子」の違いを確認しておく。諸説あるようだが。
出汁巻き:出汁のみのものが多く、調味料は入れない。蕎麦屋の出汁つゆを活用したのが始まりだとか。
厚焼き:一般的には出汁を使わず、砂糖や醤油で味付けをする。
なので、出汁巻き玉子でこだわりを見せるには、鶏卵にこだわるか、出汁にこだわるか、の2択となる。
そんな中このお店は、枕崎産の鰹節を使用することで出汁巻きの味わいを深めている。鹿児島は枕崎の鰹節は、全国の5割を占める日本一の産地で、量だけでなく質も一級品。詳細はこちら→https://nihonmono.jp/area/17090/
ふんわりとしていて、それでいてジューシーな感触。関西風な出汁が効いていて、とても美味い。
◽️雰囲気がGood!!
この日は、子供を連れて行った。子供にも優しく接してくれ、お店の方々の温かい雰囲気が素敵である。それもそのはず、オープンを祝福する花の数がスゴい。紛れもなくマスターの人の良さの証だ。僕が訪れたときも20分ほど待つ人気っぷりだ。
機会があれば、是非一度お試しアレ!