@izumisano

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

川崎 溝の口「めん彩処 松虎亭」真っ黒い盛岡らーめんの美味しさと、味のギャップに驚かされる!飲み屋でもイケる!個性的なお店のスタイルに感服する!

美味しいラーメンを食べた話。

f:id:shogot1978:20240504174033j:image今回は、めん彩処 松虎亭 のご紹介。「松虎亭」と書いて「しょうこてい」と読む。溝の口の飲屋街にひっそりとたたずみ、年季を感じる風貌で愛され続けている。たっぷりと飲んだあとに、ぶらりと立ち寄る─。

営業時間:月火木日11:00-2:00 金土11:00-4:30 水11:00-15:00

営業日:不定休日あり

場所:神奈川県川崎市高津区溝口2丁目9−10 昌栄ビルf:id:shogot1978:20240509213538p:image

電話:050-5492-2435

webサイト:https://shokotei.gorp.jp/

では、さっそく。

 

◽️これが名物の黒らーめん!

◆ 盛岡醤油チャーシュー老麺 ¥1,350f:id:shogot1978:20240505113034j:imageどーん!と個性的な黒さを放ちながら、貫禄十分の登場だ。これまでこんなに黒いらーめんを食べたことがなく、多少の怯みは隠しきれない。f:id:shogot1978:20240505113520j:image

驚くことに、スープは思ったより濃くなく、まろやかでコクがあり、むしろさっぱりした味わいだ。出汁の風味も素晴らしい。これだけ見た目にインパクトがあり、さらに味のギャップがあれば、名物として波及していくのは必然の流れだ。f:id:shogot1978:20240505161956j:imageこの黒スープにバッチリと合うストレート中太麺と、黒スープに心地よく浸かっている5枚もあるチャーシューが、黒らーめんの存在感を間違いなく底上げする。f:id:shogot1978:20240508213444j:imageなかなか食べられない類のラーメンなので、一度は味わって頂きたい逸品だ。

 

◽️中華料理屋と思いきや…!

あの黒らーめんを美味しくすすりながら、メニュー表を眺める。f:id:shogot1978:20240508214514j:image美味しそうな中華がラインナップする中、目を引くのが、聞き慣れない「松府麺(そうふうめん)」だ。このお店のオリジナルで、玉子とにんにくの塩ラーメンとのことだ。こちらも名物の看板メニューとなっている。次はコレを食べてみたい。

さらに、おつまみメニューには、f:id:shogot1978:20240508214518j:image何とやきとり!があるではありませんか。中華屋ではなかなか食べられない。しかも、f:id:shogot1978:20240508220202j:imageお店の外で焼く粋なシステムで、本格的なやきとりが食べられる。f:id:shogot1978:20240508220347j:imageこりゃあ飲み屋として、ビールが進まないわけがない。やはり「90分飲み放題1,500円!」のプランが用意されている。そんな素敵なプランがあるなら、やきとりと飲み放題を堪能した後に、ラーメンをオーダーしたい。

 

◽️その他!

◆ 店内の雰囲気f:id:shogot1978:20240508221103j:imageカウンター席のみの1階スペースに加え、2階にはテーブル席がならび、貸切も可能だという。飲み放題で仲間とたっぷり飲みたい。

◆ 変わったお店の経歴

もともとは、盛岡で営業していた「遥遥屋」というラーメン屋が関東に進出し、1号店として20年くらい前にオープン。が、オープン2年後にオーナーが盛岡に帰えらなければならない事情があり、「遥遥屋」は撤退。そこを引き継ぐかたちで現オーナーが「松虎亭」として再スタートさせる、ラーメンのレシピはそのままで。何とも変わった経緯を持つラーメン屋である。でも、そのおかげで我々はなかなか食べれない盛岡らーめんにありつけるのだから、感謝である。

 

いかがでしょうか。2つの名物らーめんを抱え、飲み屋としても楽しめる。なかなか見ない中華屋だ。機会があれば、是非一度お試しアレ!

f:id:shogot1978:20240509213246j:imageランチはこんなセットもあります!