美味しいパスタを食べた話。
今回は、イタリアンレストラン Shango(シャンゴ)倉賀野バイパス店 のご紹介。ひょんなことで群馬県は高崎市を日帰りで訪れることに。せっかくだから昼食に美味いものを、と検索したところ、高評価の「Shango」がヒット。群馬に行ったらココに行くべし!と自信を持って言えるぐらいに、魅力が溢れる。
営業時間:11:00-21:30
営業日:定休日が、月曜日と第二火曜日
場所:群馬県高崎市下之城町177−9
電話:027-323-7788
webサイト:https://shango.co.jp/
では、さっそく。
◽️このシャンゴ名物は外せない!
イタリアンレストランなので、パスタやピッツァなどメニューの多さは想像がつくだろう。が、このシャンゴの名物だけは間違いなく度肝を抜かれる。
◆ シャンゴ風 ¥1,250どーん!と迫力満点の登場で、背徳感漂う雰囲気に歓喜があがる。メニュー名からして、もはやシャンゴの象徴とも言える逸品だ。パスタサイズをMサイズ200g(+¥220)にしたのに、麺が見えないほど。覆っているのは、黒光りしているミートソース。粉チーズを着飾ることで、黒光りがより映える。このソースが独特で、赤味噌でも配合してるんじゃないかと思うくらいコクが強く、クセになる味わいで口にどんどん放り込めてしまう。やみつき─。あるいは、白米にかけても嬉しくなるような、そんな。やや太い麺に、そのミートソースが絶妙に絡んでいき、全体のバランスを整える。そして、このトンカツだ。パスタ全体にさらにインパクトを持たせ、無敵の背徳パスタに昇華させる。このカツには「麦豚」が使われる。
麦豚とは:動物性の飼料を排除し、穀物を中心とした肥料で育てた豚で、臭みがなく脂肪のあっさり感が特徴。
この麦豚が、名脇役として輝きを放つ。やみつきの美味しさで、さらにボリューミーときたら、もう言う事なしだ。Mサイズでもまあまあの量なので、Lサイズ、LLサイズは要注意。
シャンゴ風のインパクトが強烈だが、他メニューもレベルの高いイタリアンが堪能できる。※メニュー表は最後に載せておく
◆ Shango lunch シャンゴランチ ¥1,300「サラダ」と「パスタ」と「ドリンク」が付き、追加料金を払えば「ドルチェ」や「スープ」も付けられる。充実のセットメニューだ。パスタは、ナポリ風グラタンスパゲッティをチョイス。グラタンとパスタを融合する発想は斬新で、新しさを探求する心意気を感じる。プラス¥110でオーダーしたスープが絶品で、ベーコンスモーキー的な味濃い風合いに驚かされる。どの料理も妥協なきこだわりが込められている。
◽️小麦は群馬の食文化!
群馬県は高崎市の名物を検索してみると、そこには「小麦」が紛れ込んでいる。群馬県は日照時間が長く、水はけの良い土地は小麦の生産に適していて、二毛作ができるほど。そんな背景があるので、小麦を使った料理が文化として根付くのは必然。「すいとん」や「焼きまんじゅう」などはその代表例だ。「シャンゴ」のパスタも、漏れなくこの小麦の恩恵に授かっている。おそらくシャンゴ風で使われている「麦豚」も。昔からの地域の特産品の使用は、間違いなく味わい深さの一端を担っている。
◽️その他!
◆ 店内店内は広々。良い意味で昭和っぽいレトロさが含まれ、居心地の良い雰囲気だ。
◆ 持ち帰りレジのまわりには、お土産品がズラリ。あの「シャンゴ風」のパスタが家でも食べられるのは嬉しい。テイクアウトもあるので活用されたし。
いかがでしょうか。地元の方々からも愛されているシャンゴ、県内に8店舗もありますよ!機会があれば、是非一度お試しアレ!
〈メニュー表〉