泉佐野にきてから、早3回目の正月を迎えた。
これまで、泉佐野で初詣に行ったことがあっただろうか、と腕組みして天を仰いでみたものの思い出せない。もう、腕組みして天を仰いでみても思い出せない程に、時代は進み、歳を食ってしまっているのだ。その対策としての意味合いで、2020年の初詣を記録しておこう。
天台宗別格本山 龍谷山 水間寺 を訪れた。
随分とのんびりの初詣で、訪れたこの日は、もう1月4日である。
水間寺への参拝客は多いようで、大晦日から1月3日までは、お寺の周りの道路に交通規制が入るようだ。
ご利益は、厄除けと開運だ。
営業日: 年中無休
営業時間: 24時間
場所: 大阪府貝塚市水間638
電話: 072-446-1355
ウェブサイト: https://mizumadera.or.jp/
◽️電車で行ってみたい!
南海線の貝塚駅から、水間鉄道線というのが出ているのをご存知だろうか?僕は知らなかったのだが、1時間に3本くらいで電車が走っている。
こんな路線があるなら、のんびり飲みながら水間寺に行くのも悪くない。でも飲みすぎには気をつけたい。
終点の「水間観音駅」は、こんなお寺感を出したレトロなところだ。少しでも酔っ払ってしまうと、まるで宮崎駿映画に出てきそうなタイムスリップと勘違いしそうになるので、注意が必要だ。
この水間観音駅までくれば、水間寺は目と鼻先だ。交通規制があったり、駐車場探しに彷徨って時間を喰うならば、水間鉄道線を活用したい。
◽️建物がイイ!
真冬の青空だとお寺も映える。本堂?も素敵だ。
このよくわからないカラフルな暖簾をくぐると、お賽銭からのお祈りだ。
お賽銭箱にはしっかりと「東洋テック」の警備中のマークが。セキュリティアピールをお賽銭箱でやるのは、どこか悲しいかな。
本堂と三重塔。
ちょっと離れたところに、護摩堂。
不動明王を祀る。
この数珠のおまじないがオモシロイ。
心静かに念じ、ゆっくりと「八個」(四苦八苦)の数珠玉を落として自分の煩悩を除きます 数多くの音は「邪念」となります 気をつけて念じましょう 合掌
数珠をぴったり8つ落として、煩悩を取り除く。
こんなお寺の建物に囲まれて、厳かな雰囲気で、そんなことを言われてしまうと、そうなのかな、と本気で思ってしまいそうになる。
◽️屋台でうまいもんを!
この日は1月4日で、前日までは屋台もたくさん並んでいたようだ。
いつまで、この「屋台」とやらは続くのだろう。大好きなのだが、時代の流れとともにいつ淘汰されてしまうのか、とビクビクしている。古き良き日本の象徴的なモノなので、いつまでも続いてほしい。
水間寺の屋台は、
厄除の甘酒や
いか焼きが人気らしい。
この水間寺、毎年20万人が訪れるという、一応は人気スポットだ。
年が明けてから午前1時までは、順番で鐘が叩けるらしいし、2日と3日には千本餅つきが行われ厄よけ餅として参拝者に振舞われるという。素敵なお寺ではないですか!
時間があるときに、是非とも参拝を!