息子が突然「鳥取砂丘が見てみたい」と。ならば見させてやるのが親の役目、ということで車を走らせいざ鳥取へ!
まずは、砂の美術館 へ。
営業時間:9:00-16:00 ※コロナ対応で短縮アリ
営業日:毎日
場所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083−17
電話:0857-20-2231
ウェブサイト:http://www.sand-museum.jp/
「砂の美術館」と聞いての第一印象は、何だそれは?だった。鳥取砂丘に関連させての観光客用の施設でもつくっておくか、みたいなどちらかというとネガティヴ発想のモノかと思っていた。
ところがどっこい、実際訪れてみるとビックリ仰天。超ガチンコの美術館で、みくびってすんません、と頭を下げたくなるくらいのクオリティの高さであった。
◽️どんな類の美術館?
リアルで見た方が絶対に良いのだけど、写真を載せてイメージを膨らませて頂く。
全体はこんな感じ。そこまで広くないので、30分もあれば十分まわれる。
そして、それぞれの作品が圧巻だ。
作品の大きさに圧倒され、きめ細やかさに感心し、初めて見る類の美術品に新鮮さを覚える。
こんな風に、作品ごとに制作者の名前と説明がプレートに書かれている。今回は「チェコ&スロバキア編」ということで、それに因んだ作品が並んでいた。
◽️制作過程もわかる
これほどまでの作品に仕上げるまでの、地道な過程もパネルでわかるようになっている。
これはもう、砂場遊びの超本気版だ。砂と水だけでノリ系などは使用していないという。
美術品は後世まで残せる、という常識とは真逆の素材でアートに挑んでいる。作品が残らない儚さに情熱を注ぎ、制作途中で崩れるリスクをも許容し、場所もアトリエなんかじゃなく限られた環境で、そんな過酷さをはらんだアートだから人をより魅了するのかもしれない。総合プロデューサーの茶圓さんにそのへんのことを聞いてみたい。
制作者の集合写真。
◽️その他
砂のアートに魅了されたらお土産も買いたくなるもの。
2階の隅にひとつと、
はなれにひとつある。
それから、
砂丘珈琲で、
砂丘ソフトは食べておきたい。これもある意味、儚さをはらんだアートである。
「砂の美術館」いかがでしょうか。鳥取を訪れる際は是非訪問されたし!激しくおすすめします!大人600円、こども300円なり。