今回は「ピッツァ」のお取り寄せのお話。
その前に「ピッツァ」と「ピザ」の違いをご存知だろうか。発音の問題と思っていたが、そうではないようだ。簡単に言うと、こんな感じ。
ピッツァ:イタリアンな。1枚が1人前。石窯で焼いたもの、等々。
ピザ:アメリカンな。1枚をカットしてみんなで食べる。オーブンで焼き上げ、等々。
違いをもっと知りたい方は、こちらを参照されたし→ https://macaro-ni.jp/44108
今回のお取り寄せ「ピッツァ」がこちら。
PIZZERIA Bakka M'unica(ピッツェリア バッカ ムニカ)だ。そこは、イートインも、テイクアウトも、デリバリーも、オンラインショップも、全て対応している。実に素晴らしい。
営業時間:昼11:30-15:00 夜17:00-22:00
営業日:毎日
場所:東京都品川区東大井1丁目3−17 コーポマルイノ 1階
電話:03-6433-2737
ウェブサイト:http://www.bakka.jp/
上記は店舗の情報を載せているが、オンラインショップの感動のピッツァをご紹介する。
◽️到着→開封→調理→実食
◆到着→開封
到着したのは「Bakkaで人気の5枚セット」で、冷凍品となる。
開封すると、カッチカチに凍結されたピッツァが5枚、何だか枯れそうなドライフラワーのように見えるが、これが激ウマのピッツァに早変わりする。そう、多くの手間は取らせないのだ。
同封されている取説を見ながら、調理をスタート。
◆調理
調理は①〜③の手順で。
①解凍(常温で30分ぐらい)これが溶けた状態。真ん中までしっかり溶かすのがポイントだ、お忘れなく。
②ミミヌラス!(みみに水を塗る)
1枚目は、早く食べたい気持ちを抑えきれずに、ミミヌラスを忘れてしまった。それでも出来上がりは完璧に近かった。
③焼く(トースターで5分くらい)
こんなに簡単に、自宅で焼き立ての本格的なマルゲリータが食べられる。なんて素敵なシステムなんだろうと感服する。
◆実食
「ピッツァ」なのに、カットして切り分けているのは、気にしない。
ピッツァのド定番のマルゲリータ。シンプルだからこそ、そのお店の実力が反映される。うむ、大満足の逸品で、ビールもすすむ。
が、食い盛りの息子とイタリアン好きの娘が、次の焼き上がりのピッツァをまだかまだかと狙っている。そう、のんきにビールを飲んでいる場合ではないのだ。
・シラスとグリーンオリーブ
・チッチョリナポリ
手作り感がまた味わいを深めている。冷凍でもあなどるなかれ、本格ピッツァが堪能できること間違いなしだ。
◽️なんで美味いの?
ピッツァを凍結してしまうと、味が落ちてしまう印象を持つ、「冷凍しちゃって大丈夫?」の声が聞こえてきそうだ。
お店の方は「大丈夫!」と自信を持っている。手作りの焼き立てピッツァをそのまま、ツジ・キカイ社製の急速冷凍機で冷凍し、香りと水分と旨みをしっかりと閉じ込めているという。
それから、もちろん添加物なんて使っていない安心安全の原料でできている。
『冷凍だけどマジで旨い』そんなピッツァを届けたいとお店側は意気込んでいる。
◽️その想いは?
この「PIZZERIA Bakka M'umica」のウェブサイトを拝見していると、その勢いとこだわりが手に取るようにわかる。
Bakka:バカをイタリア語っぽく言った造語です。バカこそ革新者であり、ゆえに常にバカであり続けたいという気持ちを込めて名付けた。
M'unica:唯一無二、という日本語と「unica」という同意語のイタリア語を合わせた造語。これだけナポリピッツァが増えてきた中で、今更同じようなスタイルじゃ全く面白くないため、唯一無二の他にない飲食店を創り上げるという意味。
自分が美味いと思うものを枠をつくらずにつくる、と。目指すは、ピッツァと居酒屋の融合「ピザカヤ」とのこと。センスもあふれる。
宅飲みが増えている今日この頃、気のきいたピッツァが1枚でもあれは、ちょっとお洒落な雰囲気になりそうです。是非一度お試しアレ!