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約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

「納豆」を食べよう!納豆が大好きな人間が、身勝手に納豆についてああだこうだ言ってみる、の巻。

納豆についてのお話─。

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納豆ほど好き嫌いがはっきりと分かれる食べ物も珍しい。僕は納豆好き派だ。しかも、かなりの。

納豆の素晴らしい所は、どんな食べ物と一緒になってもそれなりに合わすことができ、なおかつ自己の主張も忘れない、そんな所だ。

マグロ納豆は如何にも代表的だし、イカ納豆しかり。カレーやパスタのトッピングは定番だし、トーストにしたってイケる(僕はそれを「なっトースト」と呼ぶ)。卵焼きに挟んでも良いし、味噌汁に入れてもイケる。コラボの相手側が飽くまでメインとなり、納豆は飽くまでサブ、でも主張はできる。もちろんソロでもそれなりの力を発揮する。

そんな存在感の示し方ができる食材が他にあるだろうか。そういった性質面にも好意を抱いてしまう。

 

前置きが長くなってしまったが、本題に移る。

僕のような納豆好きの目線から、納豆の過去を振り返り、今を見つめ、将来を予測してみる、そんなお話。

 

◽️タレ袋の進化 (過去)

スーパーには色んな種類の納豆が並んでいる。どれにしようか迷うくらいに。だから、納豆メーカーもしのぎを削っているのだ、生き残るために。

そんな激戦を勝ち抜くためには差別化が必要となる。一昔前はその象徴が「タレ」で、いかにして手を汚さないか、ということにスポットが当たっていた。

◆ 2008年「あらっ便利!」

タレをジェル状にしたものをが、まず販売された。

f:id:shogot1978:20210425123425j:image当時は画期的だった、液体からジェル状に変えたのだ。味的に賛否両論あったようで、最近は見かけなくなってしまった。

◆ 2012年「パキッ!とたれ」

フタをパキッと割ればタレが出てくる。

f:id:shogot1978:20210424204603j:imageこれもナイスアイデアだ。まだ販売が続いているのは根強いファンがいる証だ。

◆ 2018年「押すだけプシュッ!と」f:id:shogot1978:20210424204606j:image

「2019日本パッケージングコンテスト」で会長賞を受賞した。個人的にも最も好きなタレのかけ方。押した感触が良いし、押し方によっては失敗がありそうだけどそれが全くない、その絶妙な感じもまた良い。

素晴らしい進化である。納豆自体ではなく、矛先が付属のタレにいくのは、お客様視点のある会社ということだ。

 

◽️タレの味の工夫(今)

タレの飛び散り問題が解決しつつあるのか、最近ではタレの味付けに凝り始めているようだ。なんたって、納豆は他の食べ物との相性が抜群だから。最近食べたヤツのご紹介。

◆ 辛くて旨い 濃厚 四川麻婆

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f:id:shogot1978:20210424205047j:image麻婆感がガンガンくる逸品。

◆ ご飯に合う 濃厚 焼肉たれ

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f:id:shogot1978:20210424205134j:imageめちゃくちゃ焼肉の味がする。熱々の白米に乗せると、焼肉を食べてたっけ?と勘違いするほど、と言うのは過言かもしれないが。

このシリーズで人気に火がつけば、続編が出そうな雰囲気だ。なんたって納豆はどんな食材ともうまくやっていけるのだから。

 

◽️次にくるのは?(将来)

近年の納豆の進化は、目を見張るものがある。「では次にくるのは?」について、無責任に言いたいことを言ってみる。

次にくるのは、ずばり自宅で手作り納豆だ。

コロナ禍で、自宅にいる時間が長くなった今、流行る可能性は大有りだ。食べるだけでなく、作る楽しさを。

数年前に妻が実際に「自宅で手作り納豆」をやっていた、とても楽しそうに。その頃はインドネシアに駐在しており、納豆は輸入品のため高価であった。なかなか納豆を食べれない僕を見かねてか、あるいは高価な納豆をしょっちゅう買われたらたまったもんじゃないと思ったのか、とにかく、納豆をつくっていた。

手間はかからない、発酵品なので管理温度をどう確保するかだけだ(インドネシアは暑いのでベランダに放り出しておけば、それで良かった)。他は、大豆を茹で、納豆菌をふりまく(市販の納豆を少し加える)だけで良い。

手間暇かける手作りは、それだけで美味しくなる。ネットにレシピは溢れているので、是非一度お試しアレ!

 

あれやこれやと納豆のことを書いてると、納豆が食べたくなってきた。さて、明日はどの納豆を食べようかな…。

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