美味しい中華を食べた話。
今回は、中国料理 やぐら のご紹介。少し辺鄙なところにお店を構えているこのお店。もっと中心地で主役を張れるぐらいの、本格的で洗練された中華であるのに、どちらかと言うと知る人ぞ知る的なお店に見えてしまう。
営業時間:昼 11:30-14:30 夜 17:30-21:30
営業日:不定休
場所:大阪府阪南市光陽台1丁目16−12
電話:072-473-4649
webサイト:なし
では、さっそく。
◽️絶品ランチに度肝を抜かれた!
「ランチはお得」は万国共通語、このお店とて例外ではない。こんな値段でこのクオリティ!という驚きは隠しきれない。しかも、ランチセットは6種類もある(写真が切れてて、Fまであります)。どれも目移りする。ちなみに、13:00頃の訪問でBランチは売り切れと一番人気を誇る。注文した2ランチをご紹介。
◆Aランチ(日替わりランチ)日替わり料理が3品と飲茶2種と、多くの味わいが楽しめる。サラダに、海老とキノコに、豚肉料理。どれも一口でフツーの中華とは一味も二味も違うとわかり、お店の実力の高さが伺える。色んな味わいの本格中華を堪能できるセットである。
◆Fランチ(四川風麻婆豆腐ランチ)無類の麻婆豆腐好きの僕としたら、注文しない手はない。旨味がギュッと詰め込まれ激ウマの高貴な逸品。色合いからもそれが伝わってくる。それから、花椒のバランスが良くて、辛さと一緒にくる痺れがたまらない。そこに熱々の飲茶2種が加わるので、大満足のランチとなる。
他のセットも「チャーハン」に「焼そば」に「汁そば」と魅力的なラインナップで、絶対に美味いと豪語できるくらい、AとFのセットの完成度の高さには感服した。おまけに、ライスおかわり無料で、満腹方面への配慮があるのも好感が持てる。
こんなに美味しいのだから、本場からの中国人が作っているのだろうか?
◽️オーナーシェフは日本人!
オーナーシェフは矢倉政彦さんだ(店名の「やぐら」は苗字であった)。今はなき大阪のホテルプラザに入っていた「翠園」で、10年間修行を積んだとのこと。「翠園」は広東料理を提供する高級中華料理店で、料理人も食材も一流が集まる。こんな雰囲気で、こんな料理が食べれるのだから、最上級のお店であることがおわかりだろう。
そんなお店で修行を積んでから、故郷の阪南市で自分のお店を出し、地元の方々に喜んでもらいたい、なんて素敵な人生なんだろうと思う。店内に貼られていた雑誌の切り抜きだ。矢倉さんの人柄が良さが伝わってくる。
◽️その他
◆他のメニュー
唸るようなランチを堪能すると、他のメニューも気になるのは必然。
・やぐらおすすめ一品料理
・季節のおすすめ料理
・やぐら特選コースメニュー
・ドリンクメニュー
上記メニューを眺めたのはランチを食べ終わってからなのに、さらに食べたい衝動に駆られてしまった。それは、僕の食い意地のせいではなく、きっと「やぐら」の料理に魅了されたからだ。
絶品中華とお酒に囲まれて至福の時を流したいと心底思い、僕は静かに再訪を誓った。
◆店内とてもこじんまりとした店内。座敷もあり、宴会も可能とのこと。小さな子供もウェルカムで懐かしいスーパーボールくじを引かせてくれる。
◆お知らせ
お持ち帰りメニュー
年末年始のお知らせ
いかがでしょう。控えめに言って、めちゃくちゃ美味しい中華です!少し遠くても、多少並んでも、食べる価値ありです。口コミも高評価が並んでます!機会があれば是非一度お試しアレ!