美味しい中華を食べた話。
今回は、Chinese Restaurant 北京飯店 のご紹介─。末広体育館の近くにあるこのお店、町中華の雰囲気でたたずんでいる。以前から、その雰囲気に魅力を感じ、猛烈に訪れたかったお店で、今回ランチで念願かなったりだ。
営業時間:昼11:30-14:00 夜17:00-21:00
営業日:月曜日が定休日
場所:大阪府泉佐野市新安松3丁目2−31
電話:072-465-6080
webサイト:なし
町中華とは、地域に根ざした大衆的な中華料理店のこと。大衆中華料理店若しくは中華屋とも呼ばれる。
では、さっそく。
◽️町中華の味わいがサイコー!
中華料理はどのメニューも魅力的なので、いつも頭を悩ますことに。この日もいくら腕を組んで考えてみたところで、解決に至らず。初見ということで人気メニューを注文。
◆ ペキンランチ ¥900 ※白米を焼飯に変え +¥3001番人気のこちらのセットは、豚天・八宝菜・サラダ・スープ・焼飯。バラエティに富む。豚天は、柔らかい上質な豚もも肉を使い、外をカラッと揚げクセになりそうな逸品だ。八宝菜は、多くの野菜で賑わう。
そして、特筆すべきはその「味わい」だ。本格中華の風合いを感じながらも、オリジナリティな風味がしかりとそこにある。何とも絶妙な味わいとなっている。両者ともビールに合いそうで、次は飲みながら食べたい。焼飯は、家庭では出せない火力で炒めあげ、シンプルだが深みを感じる美味しさだ。4歳の娘もパクパク食べる。
◆ 揚げそばセット ¥950揚げそば・カニたま・サラダ・スープ・白米の充実のセットだ。香ばしく揚げたおそばが、具材たっぷりの絶品餡と絡みあい、美味い!と声に出る。
こんなに美味しいなら他のメニューにも期待が持てる。こちらがランチメニュー。お手頃価格が良心的。
バリエーション豊かで、リピート必須の品揃え。いやー、絶品の町中華だ。※全メニューは最後に掲載
◽️この味わい深さはどこから?
本格中華の味わいもありながら、オリジナリティも含んでいる、何とも絶妙な味わい─。
お店は、創業56年を超える。もう老舗と言っても良い。そんなお店の始まりは、大阪ミナミでの修行からだという。そこで学んだ中華を、ここ泉佐野で地域の方々に親しまれたい想いがあったとのこと。おそらく、56年の間にオリジナルのアレンジも少しずつ加えていき、今の味わいに昇華させたのだろう。
56年は地域からの支持がないと続かない。もう誰もが認める町中華だ。素晴らしい。
テイクアウトのサービスもある。僕らが昼食を摂っている間に、4組ほどのお客様さんが受け取りに。人気のほどが伺える。ちなみに、これがお持ち帰りメニュー。品数多し。
◽️その他、店内やグッズなど。
個人的には町中華屋なら、もっともっと小汚くてちょうど良いと思う。が、喫茶店を思わせる雰囲気となっている。少しレトロな感じが惹かれる。いや、56年の歴史が積み重なった本格レトロだ。奥には座敷もあり、宴会も可能だ。
それから、雑貨もあり、おそらくは地域の方が作った品を置いてあげてるのではないかと。「北京飯店Tシャツ」まであるのには驚いた。店員さんはこれを着ている。
いかがでしょうか。これぞ本格的な町中華!を堪能できます。地域の支持が何よりの証だ。機会があれば是非一度お試しアレ!
全メニュー。