@izumisano ➡︎ kawasaki

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

大阪 堺東「日本酒肆 やよや」日本酒をより楽しめる要素が詰まった隠れ家的な魅惑の日本酒バーだ!ここを訪れれば、みんな日本酒が好きになる?!

美味しい日本酒と肴を堪能した話。

f:id:shogot1978:20230604083303j:image今回は、日本酒肆 やよや のご紹介。JR堺東駅近くの路地裏に、小粋な雰囲気でたたずむ日本酒バーだ。年間80種類ほどの日本酒を飲む僕にとっては、まるで楽園のようなお店である。日本酒に抵抗感を持つ方も、日本酒を好きになってしまいそうな魅力がある。その理由を綴ってみる。

営業時間:18:00-23:00  ※金土は11:30-14:00もあり

営業日:定休日は水曜日

場所:大阪府堺市堺区一条通20-13堺東SKビル 101f:id:shogot1978:20230607224220p:image

電話:072-275-8894

webサイト:http://yayo-ya.com/

では、さっそく。

 

◽️日本酒をより楽しむ付加価値が3つもある!

出されたお通しの焼き枝豆と対峙しながら、f:id:shogot1978:20230604200855j:image日本酒のラインナップに目を通し、どれを頂こうかと思いを巡らす。f:id:shogot1978:20230605075928j:image店内に掲げられているのがこちら。「七本槍」や「仙禽」や「二兎」など最近人気の銘柄もあり、品揃えは申し分ない。掲載のない銘柄も勿論ある。その全てが冷蔵庫の中で真空キャップを頭に被り、鮮度を保ちながらお行儀よく並ぶ。まさに絶景だ。計40〜50種類はありそうで、その期待感は測り知れないほど強く、そして深い。

その期待感をカタチにしてくれるのが、マスターとの会話だ。

◆ 旭日、日本心、臥龍梅、立山f:id:shogot1978:20230605081948j:image個人的に見慣れないこれらの銘柄は、カウンター越しに立ちっぱなしのマスターとの会話から注文をしたもの。そう、①的確に好みの日本酒を提案してくれるのだ。これまで知らなかったような日本酒と突然出会えるのが、このお店の醍醐味のひとつだ。

◆ 福知三萬二千石、七郎兵衛f:id:shogot1978:20230606151731j:imageそれから、②なかなか手に入らない貴重な銘柄をスッと出してくれる。日本酒に精通したマスターが、酒蔵に足を運んで入手しているモノまであり、そんなレアな逸品も堪能できる。

◆ 仙禽f:id:shogot1978:20230606152415j:imageファンの多い仙禽。飲み慣れた銘柄をこの素敵な雰囲気で飲むのも、これまた良し。

◆ 玉川f:id:shogot1978:20230605081933j:image同じ銘柄で種類があれば、飲み比べの楽しさも。③お猪口1杯ほどのサイズで注文できる良心的なサービスは、色んな銘柄を楽しみたい人にはもってこいだ。

そして、このお店は日本酒の品揃えだけではない、肴が飛躍的に日本酒の美味しさを増幅させている。

 

◽️日本酒に合う肴がイカす!

f:id:shogot1978:20230606155113j:image肴メニューがこちら。どれも惹かれる。日本酒の種類によってセンス良く食べ分けられたらどんなに格好良いだろう、といつも思う。

◆ 今日の三種盛り ¥700f:id:shogot1978:20230606155233j:imageこの日は、マカロニ、酒盗、ホタルイカ、と日本酒にバチリと合うものばかり。これだけあれば、しばらく飲み続けられる。

◆ ばくらい(ホヤとこのわたの塩辛)¥600
f:id:shogot1978:20230606155242j:imageお酒好きなら、誰もが喜ぶ罪深い逸品。もうこれだけで、肴は十分と思えるくらいの破壊力だ。

◆ その他

上記2品に惚れ惚れしてしまったが、他にも魅力的な肴があるので食べてみたい。さらに、運が良ければ、マスターが気まぐれで創作の肴をこしらえてくれ、スッと出してくれる。f:id:shogot1978:20230607220417j:imageサラミ、豚、タマゴ、菜葉、いちご。これくらいの少量がちょうど良い。主役は日本酒ですから。

 

◽️日本酒を楽しめる環境!

◆ 店内

小さなお店であるが、一歩踏み入れると洗練された落ち着いた大人の雰囲気が漂う。f:id:shogot1978:20230607222539p:imageちゃんと日本酒と向き合って飲める、そんな。f:id:shogot1978:20230607222636p:imageカウンター席のみなので、マスターの目が行き届き、手厚いもてなしを受けている気分に。

◆ 酒器

小洒落た酒器も楽しめる。f:id:shogot1978:20230607222955j:image左が入っていて、右が空。おわかりだろうか。実にユーモア溢れるお猪口で、酔うと入っているか否かわからなくなるレベルだ。

◆ 店員

マスター含め2人で切り盛りしていて、そのコンビネーションは抜群だ。その気さくさとおもてなしの心が、居心地の良さに繋がっている。そして何より、日本酒が大好きなことがヒシヒシと伝わってくるのが心底嬉しい。

 

いかがでしょうか。なかなかこんな素敵な日本酒バーにはお目にかかれない。隠れ家的な魅惑のお店だ。機会があれば是非一度お試しアレ!

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