「揚げパン」を美味しく食べた話。
今回は、揚げパン専門店 アゲアゲパン のご紹介。泉佐野の「いこらも〜る」をぶらぶらしていると、見慣れないキッチンカーが目に入り、思わず覗いてみた次第。最近キッチンカーが増えたなぁ、とつくづく思う。これもコロナの功績のひとつのようだ。
営業時間:Instagramを参照。売り切れ次第終了。
営業日:Instagramを参照。土日祝が多い。
webサイト:https://www.instagram.com/ageagepan_osaka/
では、さっそく。
◽️懐かしの 揚げパン の力!
今でもしっかりと覚えている。小学校の給食で月に1回必ず出ていた揚げパンの美味しさを。きな粉の甘さとパンのしっとり感の絶妙なバランスが、その頃の僕を惹きつけて止まなかった。そして今でも、僕の中では給食ナンバーワンメニューとして燦々と輝いている。(ちなみに2位はソフトメンで、同世代の方なら共感されるのではなかろうか)こんな過去の良き思い出があるから、このお店に無意識に足が向いたのかもしれない。それほどまでに僕の揚げパンに対する肩入れは強烈だ。食べる前から楽しみになる。
◽️どんな 揚げパン が食べれる?
せまい車の中では、気さくな女性がせっせと揚げパンを揚げている。1.5年ほど前からキッチンカーでの販売を始めたとは思えないくらい板についた振る舞いだ。メニューはご覧のラインナップ。定番的な5種と、期間限定的な1種。売り側にとって揚げパンは、何をまぶすかで味を無限に広げられるのも魅力である。そして、特筆すべきはその価格。¥150は実に良心的で、それこそ小学生でもお小遣いで買える範囲だ。今回は3種を購入。
◆ きなこ紙袋に押された愛嬌たっぷりのスタンプが、素朴な揚げパンを可愛らしい雰囲気に昇華させている。
ライトな揚げ方が食べやすさを助長する。そして、その美味しさに懐かしさが加わってくるので、その味わいは感慨深い。小学生だったあの頃の思い出までが蘇ってきそうな、そんな味わい。
◆ シナモン・さとうこちらもそれぞれの持ち味を活かした美味しさだ。たくさん買ってもレンジの力を借りれば、次の日まで美味しく食べられる。
◽️どこで食べられる?
キッチンカーなので、どこで出会せるかは運命的な要素も絡んでくる。が、それでも食べてみたい方は、6月の予定を確認したり、Instagramから情報をゲットしよう。堺を拠点としたキッチンカーなのだが、広範囲で販売をしている。
その昔「冷えて硬くなったパンをいかに美味しく食べるか?」という課題から考案された戦後食のような揚げパンが、今や小洒落たキッチンカーでカジュアルに売られるようになっている。
老若男女がそれぞれの思いで購入していくその光景は、何だか感慨深い。戦後から愛され続けている揚げパンだからこそなせる技で、売っているのは、懐かしさや思い出を蘇らすことだったりするのかもしれない。
いかがでしょうか。懐かしの揚げパンをたまには食べてみては。機会があれば是非一度お試しアレ!