泉佐野の二色の浜にある中出農園をご存知だろうか?
こんなプレハブ小屋のような店舗で水なすを売りさばいているのだ。素晴らしいビジネスだと思う。
さらには、兄弟でこの美味しい水なすをつくっていると言うから、好感度が上がってしまう。
二色の浜のどこにでもあるような小道にこのお店はある。その小道の両脇にビニールハウスが広がっていて、おそらくそこでなすを育ててるんじゃないかと。
場所はこのあたり。
ラブホテルが向かい側にあるのが、良い目印となる。
びっくりしたのが、この小さなプレハブ小屋にメディア露出情報がペタペタと貼られ、有名アピールをしている点だ。
はじめは、近隣住人のために細々とやっている地域密着型なのかなぁ、なんて思っていたら、何のその、バリバリの全国区であった。
田舎のプレハブ小屋でだって、立派なビジネスを展開できるのだからおもしろい。
で、肝心の何を売っているのか?なんだが、メニューがとてもシンプルで良い。
・特撰水なす漬 360円
・家庭用水なす漬 300円
・(生)水なす ※要予約 150円
・水なすの古漬け 250円
この4つである。
メニューや品数は絞った方が良い、と言ったのは、確か立派な経営者の誰かだったような気がする。
この日は「家庭用水なす漬」を購入してみた。
意外とちゃんとしたパッケージである。
それから、食べ頃の目安が裏面に書かれているので参考にされたし。買うときに店員さんに聞くのが良い。
僕はのんびりしてしまって、1週間くらい漬けてしまったのだが、全然美味しくイケる。
お酒のアテにもモッテコイだ。
この水なす、泉州地域で特に盛んに生産されている代物で、胸を張って自慢できる特産物なのではないだろうか。他の地域ではなかなか見られない。
水なすは生食が可能であるという特徴があるが、水分が多いが故に漬物で食べられるのが主流だとのこと。なす嫌いでも唸るほどの美味しさだ、というのは専らの噂だ。
こんな絶好な特産物は、もっともっとアピールするに限る。泉州地域の水なすが多くの人の口に入れば、それはそれで素敵なことだから。
是非とも一度「中出農園」の水なすをご賞味アレ!
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