今回は、バームクーヘンのご紹介─。
が、その前に、バームクーヘンの小ネタを少々。
バームクーヘンは、日本で有名になり過ぎていて、発祥のドイツなんかよりも食べられている量は多いという。
ドイツ語で、バームは木、クーヘンはケーキの意で、年輪には幸せを重ねていく意味があることから幸福の象徴として、めでたいときの贈り物にもなる。
そんなバームクーヘンなんだが、なんと、バームクーヘンとバウムクーヘンがある。読み方や発音の問題なんじゃないの?と思われそうだが、実は厳密には別物のようだ。違いはこんな感じ。
バウムクーヘン
・配合が決められている
・卵2 小麦粉1 砂糖1 バター1
・ベーキングパウダーは使用しない
・使う油脂はバターのみ
・職人が1本1本つくる
バームクーヘン
・大量生産用につくられる
・材料や作り方は自由
こんな感じで厳密に言ってみると別物みたいです。国立ドイツ菓子協会がそう言ってるみたいなのでホントなんでしょう。
小ネタが長くなり過ぎた。ご紹介に移ろう。おそらくは、バームクーヘンの。
僕が実際に大阪で買ったモノ3種類をご紹介、めでたい時の土産なんかに是非。
◽️CLUB HARIE
みんな大好きクラブハリエ。「倶楽部玻璃絵」らしいよ、漢字で書くと。滋賀県は近江から始まり、都市の高級デパートにお店が入るようになり、今じゃ大人気の全国区。
そんなクラブハリエ、たまたま訪れたあべのハルカスで購入。
焼きたてが食べれるのがいい。
小分けのもあるし。
こんなメニュー。
知名度と高級感がズバ抜けのクラブハリエである。
◽️KOYAMA'S BAUM
エスコヤマの小山流バウムクーヘンだ。
「思い出の大きな木 S」である。
パッと見、これがバウムクーヘン?と思ってしまうパッケージだ。温かみのある洋菓子、と言うよりは無機質な辞書的な本に見えてしまう。
ね、辞書がでてきました、みたいな。
もちろん、辞書なんかではなく、バウムクーヘンだ。しかもバウムである、バウム。
うむ、バウムっぽい感じはする。で、実際にとっても美味しい。
この辞書のようなパッケージデザインは、要望に応えて変えられるらしい。おめでたい内容に合わせて変えられるのは楽しくて良い。
個性的でお客様目線のコヤマズ バウムである。
https://www.es-koyama.com/eskoyama/index_sp.html
https://www.es-koyama.com/index_sp.html
◽️むか新
ここまでくると、知名度はグッと下がるかもしれない。
泉佐野に本店を構え、泉南を中心に展開をしている。こういうお店こそ、おしたくなる。
どうでしょう?パッと見は、有名店と遜色ないお洒落感じゃないでしょうか?
そうなんです、イケてるバウムクーヘンなんです、バウムですよ、バウム。「千年バウム」と名付けられている。
お洒落なコーヒーカップを近くにおけば、どこかのお洒落喫茶店のようなみたくれに。素敵でしょ?
ほら、それなりにウンチクもある。有名店と遜色なし。
ポテンシャルと可能性は底なしの、むか新の千年バウムである。
バームとバウムの違いはあれど、どこのバームクーヘンもとっても美味しい。
それならば、泉南に本拠地を構えるむか新の千年バウムをおすすめし、人気になってほしいと思う。
↑こんな大阪の人気バームクーヘンランキングもあるので、参考にされたし。