今回は中華料理屋のご紹介─。
その名も 中国酒菜 成龍 だ。
昨年12月にオープンしたこのお店、今や予約殺到の大人気店になっているようだ。料理人はどこかの有名店から独立してきた、という噂も流れている。
是非とも、おさえておきたい中華である。
◆営業時間:昼11:30-15:00 夜17:30-22:00
◆営業日:定休日は第3火曜日、水曜日
◆場所:大阪府泉佐野市湊3-1-13
◆電話:072-477-4370
◆ウェブサイト:なし
ランチで訪れた。このへんじゃ、間違いなくナンバーワンの中華だ。
シンプルで小洒落た外観には少し派手過ぎる看板に、成龍サービスランチメニューが書かれている。実に美味そうな料理だ。
この中から2品をチョイスしたので、詳細を。
◽️日替わりセット
この日の日替わりは、回鍋肉と鳥唐揚げレモンソースがけだ。それに、ライスとスープが付く。
コーンのスープ。
まず、このスープか運ばれてきた。一口食べてみて、こんな僕でもこのお店の格の高さに気付ける。そして、この後運ばれてくる料理に、否が応でも期待が高まる。そんな至極の1品目、初手「コーンのスープ」。
そのくらいのインパクトがあるスープである。そして、このスープがほんの挨拶代わりだったことにも、後から気付く。日替わりセットには、スープとライスが付く。ライスはおかわり無料、これは僕のようなデブ飯大好き人間には大歓迎なのだが、このライスおかわり無料の役割にも後から気付くことになる。
これが、鳥唐揚げのレモンソースがけ。レモンのソースと言えども、酸味は押さえられ、甘味すら感じる。このソースが、鶏の柔らかさと旨みを助長し、あふれ出る肉汁と、ころものカリカリさとの絶妙なバランスを支えている。
思わず声が出る美味さだ、「うまい!」と。
それから、回鍋肉。
もう、見た目だけで本格感が漂う。この感じはちゃんとした調味料を的確に使わないと出せない荒技だ。それなりの料理人が作っているという証だ。
本格中華の味付けで素材が活き活きしている。
回鍋肉の残ったタレだけで、白米が食えるのだ。こんな絶品のタレがあれば、白米は半永久的に食えるまである。レモンソースしかりだ。
◽️飲茶ランチ
こちらはプチコース的なラインナップ。
これらが、またもう絶品の極み。もう言葉は不要だろう。これだけうまければ写真だけでも美味しさが伝わるはず。では。
前菜三種
本日のスープ
蒸し物三種
揚げ物二種
エビ蒸しクレープ
ハス飯
杏仁豆腐
本日の中国菓子
量こそないが、一品一品がとても丁寧につくられ、高レベルな本格中華を食べさせてくれる、そんな表現では足りないくらいに、兎にも角にも美味いのだ。
是非是非食べて頂きたい。
◽️おまけ
こうなってくると、夜の部もとても気になる。メニューがこちらだ。
本格的な中華なので、大好きな「四川風麻婆豆腐」は一体どんな異次元が発揮されているのか。とか、個人的にもこだわっている「チャーハン」は、とんでもなくチャーハンなのかもしれない。とか、激辛の質はどんなもんか。とか、色々と期待が膨らむ。
虎視眈々と次はディナーを狙っている。
是非一度、この美味しさ抜群の「成龍」をお試しアレ!