@izumisano

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

泉佐野 フレンチ「French Bistro and A」で極上のフレンチを堪能!料理だけでなくお店の雰囲気まで含めて、激しくおすすめしたいフレンチです!

泉佐野の美味しいフレンチを食べたお話。

f:id:shogot1978:20210720205155j:image今回はフレンチの French Bistro and A のご紹介。ご紹介と言っても、フレンチなんて普段なかなか食べないので、フレンチ素人目線でのご紹介、ということでご了承いただきたい。

営業時間:昼11:30-14:30  夜18:00-22:00 (コロナ禍では営業時間の確認を)

営業日:定休日が、火曜日と第2月曜日

場所:大阪府泉佐野市上町3丁目5-28 1Ff:id:shogot1978:20210720225226p:image

電話:072-479-8928

ウェブサイト:http://anda2018.com/

ではさっそく。

 

◽️あったかい雰囲気

僕の持つフランス料理のイメージは、押し付けがましい高級感や、食事どころじゃないくらいの細かなマナーだったり。でも、料理はとてつもなく美味しい。そんなイメージを僕は持っていた。

そんなイメージがあったから、僕は緊張感を身にまとい、少しビビりながら店内へ。が、僕の心配していたイメージはどこにも見当たらない。

f:id:shogot1978:20210724174337j:imageそれもそのはず、とても感じの良いご夫婦(青木さん)でお店をやっていて、雰囲気がとても良い。店名の「and A」は「お客様 and Aoki」の意味合いとのことで、お客様との繋がりを大切にしたいというお店のコンセプトが込められている。

美味しい料理とワインで会話が弾む
いつもそこには笑顔が溢れている
暖かい空間でお客様と繋がれる場所でありたい・・・
そんな思いを込めたお店です

これがお店のコンセプトだ。決して堅苦しくなく、誰もがフレンチを楽しめるお店だと、店員さんとの会話から僕はそう解釈した。

しかも、シェフはフランスで修行を積み、リッツカールトンのフランス料理屋で腕を振るっていたという本格的なシェフときたから、もう期待しかない。f:id:shogot1978:20210724203030j:image

 

◽️圧巻の料理

僕が無知なのかもしれないが、フレンチの象徴的な料理を思い付けない。イタリアンや中華はいくらでも思い付くのに。今回オーダーしたディナーのコース料理で、象徴を探ってみたい。

◆カナッペ・食前のお愉しみf:id:shogot1978:20210723164710j:image黒いキャンバスに抽象画が描かれているような、配置のバランスに気を配った料理にみえる。もちろん、食前にぴったりの美味しさと楽しみが、口に放り込んだ瞬間に広がり、このあとの料理に期待を持たせてくれる。
◆前菜
f:id:shogot1978:20210723164707j:imageホントに食べ物?と思ってしまうくらい見事に装飾されている。ハモとキャビアとウリとジュレで、何とも贅沢な前菜だ。
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それから、

f:id:shogot1978:20210724150829j:imageこちらがラパン(うさぎの肉)でフォアグラを包み、トリュフがのっかってるという、何とも贅沢な逸品だ。
f:id:shogot1978:20210724150825j:imageもうこの時点で、はやくも世界三大珍味を全て網羅していることに、感激を隠しきれなくなる。

◆スープ

f:id:shogot1978:20210723165145j:imageこのスープに限ったことではなく、温かい料理はお皿まで温かくしているのにはビックリで、美味しく食べて欲しい執念みたいなものが伝わってくる。
f:id:shogot1978:20210723165142j:imageホワイトコーンスープには鴨肉が入っていて、それだけでも美味そうなのに、さらにチキンスープを注ぐ。
f:id:shogot1978:20210723165139j:imageホワイトのみでも味わえるし、チキンスープと一緒に食べると味わいに幅が出てくる。まさに絶品そのもの。

◆魚料理

f:id:shogot1978:20210723165248j:image金目鯛にホタテがのる、金目鯛が見えなくなるくらいに。そんな贅沢に、ウニのソースがかけられている。

f:id:shogot1978:20210723165244j:imageもう贅沢の極みで、ほっぺが落ちそうになる。

◆肉料理

f:id:shogot1978:20210723165416j:image鴨肉のアピールが目を惹く。じっくり低温で火を通したようなレアな断面は、圧倒的でさえある。
f:id:shogot1978:20210723165413j:image奥は水ナス料理だ。

◆デザート

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◆プチフール

f:id:shogot1978:20210724093937j:image珈琲と一緒に食べれば、とても上品なシメとなる。

一級品の食材を使い、料理技術でうなるような味わいに昇華させる。そして何より見た目の華やかさ(これがフレンチならではと個人的には思っている)は、絵画のような芸術を楽しむ要素が混じっている。フレンチの象徴は、そんなところにあるんじゃないかと個人的には思う。

 

◽️その他

◆子供にも優しい

フレンチは、どこでも子供が入れるわけではない。その点「and A」は、その日の客層にもよるのだろうが、相談によっては入れてくれる。さらには、子供用の料理まで用意してくれるのだ。

f:id:shogot1978:20210724155633j:image高級キッズミールを、2歳の娘はムシャムシャ食らう。そりゃ、美味いはずだ。

小学生用も。

f:id:shogot1978:20210724160030j:imageサーモンのカルパッチョに、
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f:id:shogot1978:20210724160035j:imageコーンのスープ。
f:id:shogot1978:20210724160046j:image子供用の料理だって、綺麗に着飾ることを忘れていない。
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f:id:shogot1978:20210724160055j:imageボロネーゼも一級品だ。
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f:id:shogot1978:20210724160459j:image子供用の料理も手抜きはなしだ。実に好感が持てる。

◆お酒について

フレンチだから、と少し見栄を張って大好きなビールは1杯だけにして、あとはワインに。

f:id:shogot1978:20210724162316j:image4杯も飲んだのだが、ワインの知識が皆無に等しい僕は、どんな料理にどんなワインを合わせていけば良いのか、皆目見当がつかない。肉は赤で魚は白、みたいな知識ではなく、国やぶどうの種類や自分の好みや、そんな深みを持たせておかないと格好がつかないな、と切実に感じた。

もちろんお店の方が、料理に合わせて丁寧に優しくワインをすすめてくれるのだが。教養として、ワインに精通しておきたいと感じた瞬間であった。

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とっても感激したフレンチで、頻繁には行けないのだが、また是非行きたい。そう、違う料理も是非とも食べてみたいと思っている。

お祝いや記念日などに本格フレンチを、と考えている方は是非一度お試しアレ!後悔は絶対にないと思います!

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