美味しい「たい焼き」を食べた話。
今回は、幸せの 黄金鯛焼きのご紹介。何だか、めでたい店名だが「黄金」にはちゃんと由来がありそうだ。
いこらも〜る泉佐野の1Fにお店を構える。少し前にはタピオカ屋だった場所だ。4/23にオープンしたまだまだ新しいお店。いこらも〜るの一等地で、一体どんなたい焼きが売られているのだろうか、と気になるところ。
営業時間:10:00-21:00
営業日:いこらも〜る泉佐野の営業日に準ずる
場所:大阪府泉佐野市下瓦屋2丁目2番77号
電話:?
webサイト:https://www.instagram.com/ougon0423/
では、さっそく。「およげ!たいやきくん」でも口ずさみながら。
◽️黄金の食材はアレだ!
てっきりフツーのたい焼きと思っていたのだが、良い意味で期待を裏切られる。外観は何の変哲もないたい焼きで、それを優しくふたつに割ると、黄金の餡が顔をのぞかす。真っ黒な餡を想像していた僕は、びっくらこく。さらに良く見ると、何とびっくり「さつまいも」ではないですか!
たい焼きに「さつまいも」をはさむのが、一般的なのかはわからないが、少なくとも僕の中では衝撃が走った。
だから、いささか興奮気味に家族や会社の連中に伝えたのだが、まわりの反応は極めて薄い。まるでたい焼きにはさつまいもが入っているのが当然のように。あるいは、僕の伝え方が悪かったのかもしれない。
とにもかくにも、この黄金の「さつまいも」に衝撃を受けた。
◽️さつまいもとの相性は抜群!
食べてみるとわかるが、「さつまいも」はたい焼きの餡と抜群の相性を持ち、絶妙な味わいとなっている。皮とのバランスも最高だ。中の具材を変えることができる食品(肉まんや餃子、おにぎりやハンバーガーといった類)は、奇抜な具材を選択することが可能だ。が、話題にこそなるが継続は難しく、定番アイテムまでの道のりは程遠いのが定説。
その点、たい焼きの「さつまいも」は奇抜性があるのに、これまで存在していたかのような懐かしさすら感じ、とてもしっくりくる。
ちなみに、種子島産の「安納芋」を使用していて、その特別感が美味しさを助長する。砂糖の甘さではなく、芋の自然の甘さで上品さを実現しているあたりも人気の秘訣なのかもしれない。
◽️たい焼きのポテンシャルは高い
名物として「黄金あん」があるが、他にも「つぶあん」「カスタード」などの定番が並ぶ。限定品などの変化球もある。
さらに、冷凍してアイス感覚でも美味い!との宣伝もあり、アイス業界へ踏み込むチャレンジングな一面をも垣間見られる。
そう考えると、たい焼きの可能性は広がるばかりだ。冷たくても温かくても良し、中の餡は工夫次第では餡だけでなく、おかず系でもフルーツ系でもいけるかもしれない。たい焼きの未来が輝かしく見えてならない。
伝統的な和菓子の代表格「たい焼き」が、こんなことになってるなんて、たい焼きを考案した昔の人は考えもしなかっただろうに。
いかがでしょうか。全国に店舗はあるようなので、機会があれば是非一度お試しアレ!