香川県で「骨付鳥」を食べた話。
今回は、骨付鳥 蘭丸 のご紹介。「骨付鳥」は香川県丸亀市のご当地グルメで、讃岐うどんの他にも、こんな素敵な名物があったんだ!と感心してしまうレベルだ。沢山ある骨付鳥屋の中でも、人気店としてその名を轟かす「蘭丸」の魅力に迫る。
営業時間:17:00-25:00
営業日:毎日(不定休日あり)
場所:香川県高松市大工町7-4
電話:050-5484-1897
webサイト:https://honetsuki-ranmaru.com/
では、さっそく。
◽️これが骨付鳥だ!どーん!と豪快に出てきたこちらが「骨付鳥」で、思わず歓声が上がりそうになる。それもそのはず、注文してから焼き始めるので20分程は待たねばならない。そんなこだわりも美味しさの秘訣となっている。
鶏の骨付きモモ肉に、塩・コショウ・ニンニクをベースに数種の香辛料を調合したマル秘スパイスで味付けをして焼くシンプルな料理だ。口に入れた瞬間に広がるジューシー感と、独特のスパイス風味がたまらない。食べ応えも抜群だ。
メニューには「おや」と「ひな」がある。「おや」は歯応え抜群の硬さに、「ひな」はジューシーな柔らかさに特徴がある。(左:おや 右:ひな)見た目ではわかりにくいが、口に放り込めばその食感の差は驚く程に然りとわかる。そしてキャベツが必ず添えられる。肉汁につけると、激うまキャベツに早変わり。
値段は ¥980 とやや張るが、是非一度食べておく価値ありだ。
◽️居酒屋なので魚もGOOD!
◆ 魚も美味い!
「蘭丸」は居酒屋さんなので、骨付鳥の他にもメニューがあり、瀬戸内海で採れた地魚などの鮮魚も美味い。魅力的なメニューが並ぶ。そんな中、生ハムサラダと、地だこ刺身、地エビ塩ゆでの3品を注文し、ビールと一緒に「骨付鳥」を待つ。
◆ 店内の雰囲気も良い!
この日は17:00の開店時間を狙って入店。何とか席にはありつけたが、開店と同時に満席となっていた。(事前予約は不可で、店前の用紙に名前を書いて待つシステムなので、要注意)「骨付鳥」もどんどん焼かれていく。忙しさが活気を呼び、店内は良い雰囲気だ。ご覧のような店内。昔ながらのアットホームな雰囲気(子供にも優しい)で居心地が良い。決して広くはないがそれぞれのテーブルに目が行き届いている。帰る頃には、待ちの列ができつつあった。
◽️他店と食べ比べてみる?!
骨付鳥があまりに美味しかったので、さらに夜食で食べようと、別のお店でテイクアウトを。それがこちら、骨付鳥 一鶴 だ。骨付鳥の発祥の店ということで、元祖感が漂う。(1953年に創業者が、ハリウッド映画で骨付きの鶏を女優が頬張るシーンをみてヒントを得たのが始まりという。初めはカウンター7席の居酒屋でスタート)。元祖だからか、店舗数も、丸亀3、高松3、横浜1、大阪1、博多1と全国的に広がりをみせている。
さて、夕食の時間はとっくに終わっているのに、お盆だったせいか大行列だ。しかも、この列は電話でテイクアウトの予約をした人達の受け取りの列なのだ。人気っぷりがおわかりだろう。店内はご覧のように洗練されていて、「蘭丸」に比べると雰囲気やコンセプトが違う。
テイクアウト品がこちら。包装までお洒落で、お金がかかっていそうだ。(左:おや 右:ひな)味付けも硬さも「蘭丸」とほとんど同じだ。これだけ洗練された雰囲気も、それはそれで良いが、個人的には店内に懐かしさをはらむ「蘭丸」を推したい。
いかがでしょうか、香川県丸亀市の名物「骨付鳥」は。控え目に言って、めちゃくちゃ美味いので、激しくおすすめしたい逸品だ。機会があれば、是非一度お試しアレ!