美味しい鯛焼きを食べた話。
今回は、銀のあん たまプラーザテラス店 のご紹介。たまプラーザで用事があり、家を出る時に家族から「あの鯛焼きをよろしくねー」のプレッシャーがかかる。食べたことがない僕は、そんなに美味いのか?と思いながら、こりゃあ買って帰らないと何言われるかわからん、と購入を心に誓う。
営業時間:10:00-20:00
営業日:毎日
場所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1丁目1−2 ゲートプラザ 1F たまプラーザテラス
電話:045-905-0817
webサイト:http://www.ginnoan.com/
では、さっそく。
◽️ホントに行列が絶えない!
たまプラーザ駅の改札を出たら、行列のお店が目に入る。もちろんあの鯛焼き屋だ。美味しいという噂はホントなのだろう。実際に並ぶのは嫌だが、行列は、美味しさへの期待感を2倍に膨れ上げる。しかもその行列は異質─。焼き上がりを待っているわけではなく、注文と袋詰と会計だけの時間で行列となるので、たくさんの人が次から次へと並んでいるのだ。待ち時間にメニュー表とにらめっこをしながら、家族への見繕いを考える。「季節限定品」「クロワッサンたい焼き」「薄皮たい焼」から、あんの組み合わせを考える。列は長い、考える時間はたっぷりある。それに、ウインドウから焼いていく過程が見れる。子供には嬉しいし、暇つぶしになる、あるいは、お店側の自信の表れとも言える。その手際の良さに惚れ惚れしながら、どの鯛焼きにするかを絞っていく。ようやく購入でき、帰宅の途に着く。
◽️いざ、実食!
戦利品を自宅に持ち帰ると「でかした!」と口々に称賛を浴びせられる。喜んでもらえたのなら、並んで待った甲斐があるというもの。いい感じの紙袋に入れてくれる。食べる前の最大の注意ポイントが、この紙袋に記載されている。これに忠実に従えば、鯛焼きは生き返ったように美味しくなる。やるやらないで、その味わいは雲泥の差なので、必須!と掲げたい。
◆ 薄皮たい焼 ¥167 (あずき・カスタード)まずはスタンダードな鯛焼き。「美味しい温め方」を実践し、パリパリの皮が復活し、温かみを帯びる。まさに出来立てそのもの。真っ二つにすれば、たっぷりの餡が輝きとともに溢れ出す。ホントに薄皮のパリパリで、餡がたっぷり詰め込まれている。子供に人気のカスタードも同様にたっぷりで美味しい。
◆ 薄皮たい焼 鳴門金時 芋あん ¥180見た目は変わらないが、この鳴門金時がめちゃくちゃ美味い。我が家でもジャンケンでの争奪戦が勃発するほど。徳島県産の鳴門金時を使ってホクホクに仕上げる。程よい甘さが絶妙だ。おわかりだろうか、鳴門金時の皮を散りばめ、小洒落た雰囲気に。これは絶品。
◆ クロワッサンたい焼
あまり聞き慣れないが、見るからにクロワッサン感が漂う。24層に仕上げたクロワッサン生地を高火力で素早く焼き上げることで、絶妙な食感を生み出している。左があずき¥223で、右がストロベリー&チョコレート¥280。※ストロベリー&チョコレートは期間限定。クロワッサン生地の層が細かく幾重にも重なり、サクサク感の源となっている。味わい的には、鯛焼きとは一線を画し、洋スイーツの印象だ。
それぞれに個性を放つ鯛焼きに、我々はただただ驚くばかり。どれも美味しく大満足だ。
◽️銀のあん、ここがスゴい!
「銀のあん」は、全国に16店舗、海外に2店舗を展開。小スペースの店舗で、あれだけの美味しさの鯛焼きをうみだせるところに価値がある。そこにはやはり、こだわりが宿る。餡は、北海道産の小豆を職人のこだわり製法で炊きあげ、焼き台も自社製のオリジナルで、鉄板の間から余分な油分を落としながら焼ける構造になっていて、あのサッパリとライトな仕上がりを実現している。
小さなスペースに込められている工夫やこだわりが深くそして熱いからこそ、あの美味しさが成り立つのだ。
いかがでしょうか。並んでも良いと思えるくらい、極上の鯛焼きです!機会があれば、是非一度お試しアレ!