巷で噂の、いや、最近じゃネット界隈で噂の、と言うべきか、いずれにしても噂になっているこちら。
セブンイレブン限定の 蒙古タンメン 中本 を食ってみた、というただそれだけのお話。
無類の辛いモノ好きの僕には、興味をそそられるカップ麺だ、実に。
それが有名な「蒙古タンメン 中本」であろうと、そうでなかろうと、関係ないくらいに、辛いモノなら何でもウェルカムなのだ。
ちなみに、蒙古タンメン中本について知りたい場合は↓こちらをクリック。
https://www.moukotanmen-nakamoto.com/
では、さっそく、
お湯を入れ、5分待つ。
このカップ麺の辛さの源とも言える旨辛オイルを投入し、蒙古タンメン中本のラーメンの出来上がり。
やや太めの麺に、辛いスープが絡んでいく。
真っ赤なスープは流石に辛い。が、その辛さは、不快なものではなく、旨さを伴うまさに旨辛のスープだ。
また是非食べたい、と思える。クセになる美味さだ。
こんな「蒙古タンメン中本」みたいなコラボ系カップ麺を最近よく目にする。と言うよりもここ最近で爆発的に増えている気がする。星の数ほどあるとは言わないが、それこそ全国のラーメン店の数に迫ろうかという勢いだ。
なぜに、そんなに増えているのだろうか?きっと儲けのカラクリみたいなのがあるのだろう。
カップ麺コラボで、一番得をしているのは誰だろう?と考察をしてみる。
登場人物は下記の4つ。
① ラーメン屋
② 小売店
③ メーカー
④ 消費者
① ラーメン屋
もちろん、人気店じゃないとカップ麺化の話はそもそもこない。人気店なら、それなりに儲かっていそうなものだから、カップ麺化に余程のメリットがないと受けないんじゃなかろうか。お店の宣伝ぐらいだと割りに合わない。
それに、カップ麺化すると、お店のラーメンの味と差が出て、どちらかと言えば劣ってしまうリスクもあるんじゃなかろうか。
それを差っ引いても、カップ麺化に踏み切る理由があるとすれば、全国チェーンまでお店を展開したいと目論むラーメン屋ぐらいかもしれない。
② 小売店
そもそもカップ麺自体、儲けがデカイらしい。原価が安いのだ。調味料の組み合わせでラーメンスープをつくることができるのが大きな理由のようだ。
それが、有名店のラーメンともなるとブランド力を味方につけて、さらに値段が高くても売れるのだ。
中でも、コンビニにカップ麺コラボが多い。それは、カップ麺の生産の最低ロットが大きいので、それを確実にさばいていけるのは、全国的に店舗数が多いコンビニとなるわけだ。それを武器に、有名ラーメン店だからこその、高価格設定で儲けを出すのだ。
そう考えると、小売、特にコンビニはとても良い商売になっている。
③ メーカー
ラーメン屋と同じ味を再現する技術が必要で、プレッシャーがかかるところ。ただ、味さえ再現できれば、勝ちだ。
コンビニが決まった数を確実に売りさばくので、利益を確保しやすいわけだ。
ただ、自社ブランドの商品と同じ棚に並ぶとなると、複雑な気持ちになりそうだ。
④ 消費者
有名ラーメン店のラーメンが気軽にカップ麺で食べれるなら、それはそれで嬉しい話だ。有名ラーメン店に行きにくい田舎なんて、特にそう感じるのかもしれない。
ただ原価を見抜けないと、まんまとその罠にはまってしまう。
こんな感じで総合的にみると、
小売(特にコンビニ)>メーカー>ラーメン屋>消費者
の順に得しているように感じる。
有名ラーメン店をうまいこと利用して、メーカーにつくらせ、高値で消費者に売ることで、儲けが発生する。まさに美味しいカラクリのようにみえてならない。
そんな目線で「蒙古タンメン中本」を食べてみたところで、美味しさは変わらず、損をしている感じもない。
もしかしたら、皆がwin-winの関係なのかもしれない。
機会があれば、是非、コンビニのラーメン店コラボ系カップ麺をお試しアレ!
https://matome.naver.jp/m/odai/2148561706204614001
このサイトだと、ベスト10をあげているのだが、1位はお見事「蒙古タンメン中本」だ!