最近、たまに日本酒を飲む。
インドネシアにいたときは、ビールのあとに焼酎で、たまにテキーラを嗜むといった感じであった。現地では、お酒の価格が高いのもあるし、焼酎は何かと便宜的に飲めるので、トータル的にそうなってしまうのであろう、と勝手に思っている。
そんな状況を抜け出し、帰国してから日本酒を飲むようになると、やっぱりうまいなと。米の削り具合で、すっきり感も変わり、とってもとっても楽しめる。
少し前に、あの中田英寿が日本酒の魅力を伝えまくっていたのを、ふと思い出す。
ということで、日本酒の楽しさを記録に残し記憶にとどめておくことに。
今回は、下村酒造店の「奥播磨」だ。
今は亡き酒飲み親父が大絶賛していたお酒だ。実家に帰ったときには、よくこれを親父と飲んでいた。そのときは大吟醸だったからグビグビいけたのだろうか。
兵庫県は播州平野でつくられているお酒だ。山田錦を使い、手作りによる酒造りを守り続けていて、最近注目を浴びつつあるようだ。
親父曰く「奥播磨は、巨人のナベツネが好んで取り寄せているお酒なんだぞ」と。ホントかどうかはわからないが。でもまあ、そのくらいの美味しさはあると思う。
昔は、そんなに種類はなかったようだが、最近は何かと増えている印象。「獺祭」のようにメジャーになり過ぎてしまい価値が下がるのは、嫌だなと勝手に心配している。
はじめの写真は「芳醇超辛 純米吟醸」だ。軽やかにすっきりとした甘みが素敵だ。
こちらは超スタンダードの「純米 奥播磨」で、純米特有の雑味が日本酒ファンにはたまらない。
兵庫県に立ち寄った際は、是非ともお試しあれ!