泉佐野に初めて来た時に、同僚から「魚を食うならここですよ」と、飲みに店まで行ったのだが、残念ながら定休日だったのが、あの「たかだ」を初めて知ったときだ。
それ以来、もうかれこれ10ヶ月くらい経とうとしている。その間、何度か行こうと試みたのだが、満席で入店できずにいたが、ようやく「たかだ」で魚を食べれた。人気店なのだろう。
店内もご覧の混み様。壁にはメニューの紙が敷き詰められている。活気があるとは、こういうことを言うのだろう。
座席数も多く、1階フロアと2階フロアがある。ほぼ満席だ。
この「たかだ」の売りは、メニューの多さなんじゃなかろうか。魚なら何でもありそうだ。
これは一部で、メニューは他にも沢山ある。
つけだしもイケてる。なんちゃらの貝だ。
ハモ。
ポテサラ。
ハマチ。
泉州ダコ。
小エビの唐揚げ。
大エビのドリア。
かにみそ。
酒盗チーズ。
どれも確かに美味しいんだが、期待が大き過ぎたのか、正直、感激するほどではなかった。
その理由は何なのか。
ひとつは、価格と量のバランスにある。値段の割に、料理が少量のように思う。価格ほど、魚が新鮮なわけでも、料理に独自性があるわけでもない。(ただ、かにみそは量的にボリューミーだったが…)
それから、お酒だ。魚系なら日本酒は飲みたくなるもの。日本酒なら「こちらが○○になりまーす」と一升びんを持ってきてもよいものだが、そういうのがなかったのは残念だ。
だからと言って、別に悪いお店と言ってるわけではない。人気店なので、期待が膨らみ、要望も高まってしまうのだ。
これだけのメニューを取り揃えることができるのは、ある程度の集客が見込めないと、とてもじゃないけどできない。そのへんのバランスもあるのかもしれない。
おそらく、魚なら何でも食べれる「魚市場直送 たかだ」、機会があれば是非!