幻の魚 のどぐろ についてのお話。正直あまり知られたくないが、美味しい話はシェアしていこう!
僕みたいな庶民の晩飯で、食卓の上に「のどぐろ」がのることになるなんて、考えたことも夢にさえ出てきたこともなかった。
が、
でーん!
帰宅後にビールを喉に流し込み、ふぅ、と一息ついたときに、塩で焼かれたのどぐろが、妻によって食卓にのせられた。妻は何食わぬ顔で。繰り返しになるが、庶民の僕の食卓にである。
妻は一体どこで、どうやって入手したのだろうか、あるいは、何か特別な魔法でも使ったのだろうか。
◽️そもそものどぐろって?
のどぐろは、希少なイメージで、個人経営の居酒屋なんかで、たまにある、そんな感覚だ。
ホントのところは、グーグルが教えてくれるので、以下参照。
ホタルジャコ科の魚の一種、アカムツの別名。 主に日本海沿岸でよく用いられる呼称で、口内が黒いことに由来するといわれる。 脂が多いのが特徴で、刺身、煮付け、干物などにして食用にされる。 高級魚として知られており、幻の魚などと称されることもある。
なんで高級魚にまで成り上がったのか、という理由はこちら。
のどぐろ自体は昔から水揚げされていましたが、もともと数は多くなく地元でひっそりと消費されていました。
しかし、それが15年ほど前に某人気料理番組で取り上げられ、幅広い地域・世代にまで一気に認知されるようになりました。そもそもの水揚げ量が少ないうえに、人気が高まったため、需要に対して供給が追い付かず価格が高騰したのです。
しかも、数々のお魚をよく知っている漁師たちをして「日本海で一番うまい魚」と言わしめる力強い旨さ。その人気はとどまることを知らず、価格は年々上昇傾向にあります。
これが所謂、のどぐろ最強説だ。そんなのどぐろを自宅で食べれたのだ。感動しないわけにはいかない。
◽️どこで手に入る?
そんなのどぐろ、どうやって手に入れたのか、今回のハイライト。
なんとびっくり、スーパーで手に入るんです。ただ、ラッキーな要素が多いので、運をうまく味方につけないと、買えません。
妻は、いこらもーる内のコープのスーパーで見つけたようだ、しかも残りひとつ。
その後、僕は泉佐野コープのスーパーで出くわした。残りひとつ。
こんな感じで、ポーンと置かれている。
のどぐろ自体の量が多くないので、スーパーに並ぶ量もおそらく限られてくる。それから、コープのスーパー2店舗に置かれていた事実から、コープはのどぐろの入荷ルートを確保しているのかもしれない。
コープのスーパーの魚売り場をくまなく探せば見つかる時もある、というのが仮設となる。
値段も手頃なのが良い。べらぼうに高いと見つけても買えないからね。
◽️実食!
購入したのどぐろ。
浜田加工さんは、島根県の漁港の名からとった加工屋さんで、通販もやっている。
残念ながら生ではなく、干したものだが、全然いける!
塩焼きに。
うまそー。
ね、箸を入れると脂が溢れ出る。お酒がいつもより美味しく感じる。
気軽にのどぐろが食べれるかもしれない。とにかく、コープのスーパーに立ち寄った際には、魚売り場をくまなくチェックしよう。激ウマののどぐろに出くわすかもしれないぞ。
僕はまた食べたいから、チェックを入れまくります。