ポテトチップスのご紹介─。
その名も いぶりがっこマヨ。ポテトチップス だ。
わかる人にはわかるが、わからない人には全くわからない、そんなポテチなのかもしれない。
今、注目を浴びている「いぶりがっこ」について、ちょいと小耳に挟んでおいても、バチはあたらないだろう。
◽️「いぶりがっこ」って何?
「いぶりがっこ」は、燻した大根の漬物のことで、秋田県の保存食だそうだ。(がっこは、秋田の方言で漬物を意味する)
マツコの知らない世界で紹介されて、ブレイクしたとかしないとか。それで、この「いぶりがっこ」にまつわる商品が何かと増えてきているようだ。
以前に「いぶりがっこタルタルソース」をこちら→ https://www.shogots1978.com/entry/2020/10/10/220429 で紹介しているので、参照あれ。
田舎の伝統料理が、現代の食材と次々とコラボし、生まれ変わったように新しい存在感を放っている。実に素晴らしい。
◽️いざ実食!
まずいラーメンがそうそうないように、ポテトチップスもなかなか不味いのに出会わない。この「いぶりがっこマヨ。ポテトチップス」も例外ではない。実に美味かった。
いぶりがっこ自体を食べたことがないので「いぶりがっこが効いている!」みたいなコメントはできないが、少なくとも、おやつにもお酒のつまみにも、イケるポテチであることは間違いない。
販売者は株式会社キャメル珈琲、あのKALDI カルディだ。ハッと気を引く商品をいつも並べてくれるので、嬉しい限りだ。今回もありがとうございます。
◽️いぶりがっこ商品
「いぶりがっこ」とのコラボ商品は他にも色々ある。こんなにあるのかとビックリするぐらいに。
・いぶりがっこ缶
・いぶりがっキー
・おかずがっこ
・いぶりがっこチーズディップ
・いぶりがっこスモークチーズ
探せば他にもまだまだありそうな感じはする。
「いぶりがっこ」という東北の伝統保存食が、こうやって活路を見出し、違う角度から新たに脚光を浴びているのを、とても興味深く思う。
言い回しや考え方が少し古いのかもしれないが、伝統を積み重ねてきたものには、それなりの重みがある、ドッシリとした。そして、簡単には崩れない自己主張のようなものがしっかりとしている。だから、現代でも受け入れられるのかもしれない。
ポテチをバリバリ食いながら、ふとそんなことを思えた「いぶりがっこマヨ。ポテトチップス」であったとさ。おしまい。