子供の頃に思っていた。自宅で食べるチャーハンとお好み焼きは、何であんなにまずいんだろうと。お店で食べるのは、あんなに美味しいのに。
大人になるにつれてわかってくる。火力が命なんだと。中華の火力は家庭じゃ出せないし、お好み焼き屋のあの鉄板なんて何百万円もするらしい。
そんな話を聞くと、諦めムードが漂ってしまうが大丈夫。我々が思っている以上に、時代は進歩をしてくれているから。ネット上には、磨き上げられた極上の料理レシピであふれかえっている。逆に、どのレシピが美味しいのだろうか、と迷ってしまうくらいだ。
今回は、美味しいチャーハンレシピを2つご紹介─。「自宅で作るチャーハンはまずい」という定石にピリオドを打つ。
① 焦がしネギ油香る♪パラパラチャーハン
ロバートの馬場さんのレシピ。
② 焦がし醤油の黒旨炒飯
だれウマ/学生筋肉男飯さんのレシピ。
決して、ポッと思いたってチャーハンレシピを漁ってつくってみたよ、という話ではない。ここ2年くらい雑誌やネットで情報を集め、チャーハンを作ってきた。
タマゴは先に入れる?白米のあと?とか、白米は炊きたて?冷凍?とか、火力はやっぱ命なのか?とか、色んな条件を気にして。
1年半前には、こんな記事もあげている → https://www.shogots1978.com/entry/2019/11/06/220415
そんな僕がオススメするので、そこそこ真っ当なチャーハンだと思っている。ではさっそく。
①焦がしネギ香る♪パラパラチャーハン
作り方は、僕がとやかく言うよりも、YouTube動画を見てもらった方がいい。
特筆しておきたいのが「ネギ油」だ。これがこのチャーハンの美味さの決定打となっている。
これがネギ油。他の料理にも使える。
ネギを切り、
フライパンにのせ、
油を入れて弱火で加熱。
完成。
この手間が、チャーハンに美味しさをもたらす。
材料は至ってシンプル。ネギ油、たまご、豚バラ、白米。
豚バラは別で炒め、
炒め終わったら、
別で置いておく。
卵白が固まったら、ネギ油をたまごの周りにかける。
最後に豚バラ投入、ネギ油も。
ロバートの馬場さんが終始言っているのが、中弱火で慌てずゆっくり炒めようです。これでパラパラになるからスゴい。お試しあれ!
② 焦がし醤油の黒旨炒飯
副題に「破壊的旨さ」とある。まさにその通りで、B級グルメっぽさを含んだクセになりそうなそんな美味さだ。
小学生の子供も大絶賛する、そんな子供にも人気のチャーハンだ。
ポイントは、タレ(醤油とウスターソースと砂糖を混ぜたモノ)とガラムマサラかと。これで劇的にジャンキーになっているように思う。
こちらのチャーハンも作り方はYouTubeを見て頂いたら一目瞭然だ。
材料は、にんにく、玉ねぎ、ベーコン(豚バラの代わり)、先程のタレ。
まずは、ゴマ油でにんにんくを炒め、玉ねぎ投入。
弱火でじっくり玉ねぎを炒める。玉ねぎの甘味を引き出すために。
ベーコン投入(豚バラの方が断然良い)。
たまご、白米と投入し、混ざったら、例のタレを。最後にガラムマサラをふりかけて完成。ガラムマサラの、ほのかなカレーっぽさが子供ウケするのかもしれない。
お試しアレ!
③まとめ
チャーハンレシピの数は、もはや天文学的数字だ。アタリもあれば、もちろんハズレもある。でも、昔僕をガッカリさせたような絶望的な家庭チャーハンを下まわるのは、もはや無さそうだ。
休日の昼食で、色んなチャーハンレシピを試しながら、子供を喜ばすのも悪くない。