個人的には、寒い時期の祭りよりも暑い時期の祭りの方が好きだ。ビールがとんでもなく美味くなるからね。
一言で「祭り」と言っても、その土地の文化や伝統やこだわりが反映しているから、色んな祭りがあり、それぞれが面白い。
今回は、自宅近くで開催されていた夏祭りをちょいとのぞいた時のお話。まだこんな祭りをやっている所があったのか、と何だか安心してしまった。
とても感じの良い祭りです。
その名も鶴原納涼盆踊り大会だ。
何だか昭和にタイムスリップをしたんじゃないかと、錯覚をしてしまうくらいのレトロ感が素晴らしい。
空き地の中心に、やぐらを組み立て、
そのやぐらを囲むようにして、屋台がズラリと並ぶ。
屋台の食べ物は、ド定番だ。変な冒険なんてしないのだ、今までのモノを今まで通りに。そして、値段も今まで通り?って思ってしまうほどの良心的な価格だ。
豚串は2本で100円。大吉もびっくりだ。
缶ビールは200円。ハイボールもある。そして、キンキンに冷えている。これなら、わざわざ第3のビールを持参することもなかったな、と。
たませんは100円。祭りには欠かせない。
やきそばは、何と200円。
子供の買いやすい値段のモノが並ぶ。食べ物だけでなく、ゲームとかもフツーの祭りに比べて安い。採算度外視の地域への還元なのかもしれない。
ビンゴ大会もあり、一等賞の自転車を目指して皆楽しそうであった。
こんなほのぼのする祭りは、毎年毎年いつまででも続けてほしいものだ。
あるいは、
このへんの人達は、こんなのは「祭り」と呼ばないのかもしれない。確かに、名前も盆踊り大会となっている。
このへんの人達の「祭り」は、もう時期訪れるあの「だんじり」みたいなのを言うのかもしれない。多少の過激さをはらんだ。
地域ごとの文化やこだわりって、やっぱオモロイ。